平成20年7月17日 平成20年曳山行事 旭町二区

町内名 旭町二区
委員長名 小野総一
曳山置場所
中央通り千田精肉店駐車場
外題 豪毅壮烈  平蜘蛛の命運
見返し 綱を曳く揃い浴衣に偽装なし
解説 天平5年(1577)、一度は織田信長に服従していた大和の武将・松永久秀は、信長が北陸へ向かっている間隙を縫って、再び信長への反旗を翻した。久秀は直ちに兵を起こし、大和の信貴山城に立て籠もった。しかし、信長は長男の信忠を総大将として、佐久間信盛、明智光秀らを中心に約二万の兵で城を包囲、久秀が頼りにしていた反信長勢力の援軍もなく、もはや信貴山城の落城は火を見るよりも明らかであった。総大将信忠は久秀に「降参をすれば罪を許すが、それには信長公が欲しがっている平蜘蛛の釜を差し出すこと」と勧告を送る。しかし久秀はその要求を頑なに拒み、自ら、釜の中と周辺に火薬を撒き散らし、火を放った。当代きっての名器・平蜘蛛とともに微塵に砕け散った。
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