平成20年7月16日 平成20年曳山行事 清水町二区

町内名 清水町二区
委員長名 井上 守
曳山置場所
土崎港中央1丁目10-1加賀谷さん宅隣
外題 忠勇無双 若虎の咆哮
見返し 油あがって油汗 マイカーやめて ウォーキンぐぅ~
解説 天正十四年六月、島津軍は五万の大軍勢で筑前方面への侵攻を開始。対する大友家は僅か四千、圧倒的な劣勢の中、立花山城主、立花統虎(後の宗茂)は豊臣軍の援軍を待ち、巧みな謀略で島津軍の総攻撃を防いでいた。そうした中、遂に豊臣方先鋒一万五千が九州上陸、恐れをなした島津軍は撤退を開始。統虎はこの機を逃さず、この戦いの中で戦死した父、高橋紹運の無念を雪がんと、重臣たちの反対を押し切り、果敢に追撃戦を展開する。怒濤の勢いで島津軍を掃討していく統虎の軍勢。その勢いに乗じ、島津の拠点であった高鳥居城を攻め立て、城将星野吉実・吉兼兄弟を見事に討ち取った。
時に統虎若干齢二十一。後に秀吉が、「その忠義・剛勇、鎮西随一」と評した名将立花宗茂は、常時「義」を信条とした漢であった。「いやしくも義に背いて生きんよりは、寧ろ死するに如かず」。清簾かつ豪胆。宗茂の生き様は、今尚悠久なる時の流れに、剛毅な光芒を放ち続ける。
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